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「産業の母」ともいわれる非鉄金属と日本の精錬技術

  • 2021.04.20

「非鉄金属」というと、何やら聞きなれない言葉ですが
「鉄」を除いた残り全ての金属を指す言葉で、実に広範囲です。

現在、世界には約400種類の金属があるといわれ
そこから鉄ひとつだけを除いた、残り全部が「非鉄金属」ということです。
代表的な非鉄金属といえば、次のようなものがあります。

・銅
・鉛
・亜鉛
・アルミニウム
・錫
・レアメタル
・ニッケル
・マグネシウム
・タングステン
・クロム
・水銀

そして、貴金属と言われる「金」「銀」「プラチナ」も
非鉄金属の仲間です。

「鉄」だけ除け者にされているのは
金属のなかでも、鉄だけがとびぬけて生産量が多いからです。
鉄が「産業の父」ならば、非鉄金属は「産業の母」と言われるほど。

非鉄金属が私たちにとって、非常に重要なものであることは言うまでもありません。
特に、レアメタルなどは「産業のビタミン」と言われ
現代社会でそのウェイトが急激に増しているハイテク製品には欠かせない素材です。

その非鉄金属への関心が、いま、産業界で高まっています。
これは、レアメタルに代表される算出地域の偏在による「価格の高騰」が大きな要因です。

とくに、発展途上国と言われる国では
各種非鉄金属の使用量が急激に高まっており
中国などでは、鉄のみならず、非鉄金属でも生産量、消費量ともに世界最大の規模。
レアメタルにおいては、産出のほとんどが中国です。

日本はというと、非鉄金属の多くを輸入に頼っていますので
価格が上がると、大きな影響をうけます。
日本はさいわい、金属の精錬技術が世界トップの水準にあります。
この技術を駆使することで、非鉄金属のこうした状況を
少しでも緩和することができるのではないでしょうか?

非鉄金属の大きな特徴は「再利用が可能」ということです。
そして、その技術もまた、日本が世界のトップ水準にあります。
もっともっと多くの人に、知ってほしいことです。

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